松坂 打たれて取り戻した試合勘「手術前と違う姿見せる」

[ 2012年6月10日 16:21 ]

復帰登板を終え、記者会見するレッドソックス・松坂

交流戦 レッドソックス2―4ナショナルズ 

(6月9日 ボストン)
 9日のナショナルズ戦で約1年ぶりのメジャー復帰を果たしたレッドソックスの松坂は、込み上げる感情をかみしめながら、質問に丁寧に答えた。

  ×  ×  ×  

 ―メジャーのマウンドに立った。

 「こういう緊張感は久しぶり。試合前に歓声があってよかった。気持ちが込み上げて、奮い立たせてくれた」

 ―5回4失点だった。

 「チームが勝つように投げないと。結果的に負けてしまったので悔しい。戻るからには勝つことしか考えていなかった」

 ―試合勘は戻ったか。

 「マウンドに立って、いろんなことを思い出すことができた。結果的に打たれることによって気付かされた。(今後は)手術前と違う姿を見せることができたら。それはできると思っている」

 ―周囲に支えられた。

 「いろいろな人のサポートを受けてきた。本当に感謝の気持ちでいっぱい」

 ―復帰に1年かかった。

 「この日が待ち遠しかった。わくわくする気持ちを抑えるのが大変だった。ここで投げられて楽しいと思った。これからもそういう気持ちを持てたらいい」(共同)

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2012年6月10日のニュース