セントラル硝子・宇部工場 大会史上初の4連覇達成!

[ 2012年6月8日 06:00 ]

優勝したセントラル硝子ナインは、笑顔で大林監督を胴上げする

紅龍旗争奪野球最終日

(6月7日 東京ドーム)
 セントラル硝子・宇部工場が2年連続同カードとなったキャプティ(設備)との決勝で3―1で勝利。62回の歴史を誇る大会で史上初の4連覇を成し遂げた。最高殊勲選手には4年連続でエースの長沢敦史投手(30)が選出。また、セントラル硝子・宇部工場には紅龍旗、内閣総理大臣杯などが贈られた。

 エース長沢が143球の熱投で4連覇に導いた。5日の準々決勝から3連投。味方よりも4本多い7安打を浴びながら、要所で変化球を低めに集めて1失点で完投した。3連続完投で4年連続MVPに輝いた右腕は「疲れはあったけど、最少失点に抑えられた」と胸を張った。就任3年目の大林英二監督も「要所を締めてくれた」とエースの力投を称えた。

 打線も平田主将が1―0の3回に今大会2本目の本塁打を放つなど、勝負強さを発揮。「うちの野球は無安打で1点を取る野球なので、8回の1点の方がうれしかった」と2盗塁と野選を絡めて奪った終盤の追加点を喜んだ。5連覇が懸かる来年に向けて大林監督は「狙いたい」と意欲的に話した。

 ▽決勝
セントラル硝子・宇部工場(前年優勝)
 011 000 010─3
 000 000 100─1
キャプティ(設備)

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2012年6月8日のニュース