おかわり君 2発もそっけなく「負けたからどうでもいい」

[ 2012年6月4日 07:47 ]

<西・D>4回無死一、三塁、3ランを放ち、ナインに迎えられる西武・中村

交流戦 西武5-7DeNA

(6月3日 西武D)
 完璧な2発も空砲に終わった。西武の中村が4、8回に2本塁打。巨人・村田を抜いて交流戦最多の通算47本としたが、チームを勝利に導けず。

 渡辺監督は「(中村は)本来の打撃ができるようになった」とする一方で「何とか流れを持ってきたかったけど投手陣が断ち切ってしまった」と嘆いた。

 4回は中堅へ先制3ラン。8回にも中越えソロで今季初の3戦連発だ。打った直後は広報を通じて「いい打撃だった」と振り返ったが、試合後は「負けたからどうでもいい…」と言葉少なだった。

 9回の守備では打球処理で左膝を痛めるアクシデント。それでも「違和感。でもまたあすは練習だから」と気丈に話した。アイシング治療を受け、4日の全体練習参加には影響ない見込みだ。ここ14戦8発。主砲は最下位からの浮上へ、一心不乱にアーチを描く。

続きを表示

2012年6月4日のニュース