岩隈 大乱戦締めた「本来の自分の球が行きだした」

[ 2012年6月4日 06:00 ]

<ホワイトソックス・マリナーズ>12回に登板し、1回無安打無失点で2セーブ目を挙げたマリナーズ・岩隈

ア・リーグ マリナーズ10―8ホワイトソックス

(6月2日 シカゴ)
 マリナーズの岩隈が延長12回を締め、2セーブ目を挙げた。両チームで計16投手が登板し、8本塁打が飛び交った大乱戦でブルペンも総動員態勢。最後は休養日のケリーと岩隈の2人だけが残っており、岩隈がマウンドに上がった。

 「いい緊張感があって集中できた」という右腕は、1死から四球を許したが、最後は2死二塁からダンをフォークボールで遊ゴロに仕留めた。ダンにはメジャー初登板、4月20日の本拠での対戦で特大の一発を浴びている。その時は内に甘く入った直球を痛打された。この日は「外のなるべく低め」をイメージして配球。日米通じて初セーブを挙げた5月30日のレンジャーズ戦に続き、登板2試合連続のセーブ。「力むことなく投げられたし、本来の自分の球が行きだした」と納得の表情で振り返った。

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2012年6月4日のニュース