母の命日に黒田 白星贈れずも「ゲームはつくれた」

[ 2012年6月4日 06:00 ]

<タイガース・ヤンキース>7回2失点のヤンキース・黒田

ア・リーグ ヤンキース3―4タイガース

(6月2日 デトロイト)
 ヤンキースの黒田は7回2失点と粘ったが、登板11試合目で初の勝敗なしに終わった。

 初回1死三塁から雨で39分間中断する不運にも「メジャーでは当然あり得ること」と集中力を保った。4回、3番カブレラに先制ソロを浴び、続くフィルダーに二塁打されても冷静に後続を抑えた。5回に適時打を浴びた後は一塁走者をけん制で刺し、流れを断った。この日は10年前に60歳で逝去した母・靖子さんの命日。チームはサヨナラ負けで白星を贈ることはできなかったが「結果的に勝てなかったが、何とかゲームはつくれた。最低限の投球はできた」と振り返った。

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2012年6月4日のニュース