岡田監督、先発の中山に怒り心頭「もう外すよ」

[ 2012年5月31日 06:00 ]

<中・オ>6回、同点に追いつかれ降板する中山(中)

交流戦 オリックス1-2中日

(5月30日 ナゴヤD)
 岡田オリックスが今季初のサヨナラ負けを喫した。1-1同点で迎えた延長10回、守護神・岸田が森野に右翼席へ被弾。5月の負け越しが決まった。会見場に姿を見せた岡田監督は先発の中山に怒り心頭。「もう外すよ」と先発ローテーションをはく奪する意向を示した。

 中山は5回2/3を1失点。1点リードの6回2死一塁から和田の二塁打で同点とされ、続くブランコに四球を与えたところで降板した。5回1死無走者から藤井に二塁打を浴びた直後、打者谷繁の時に左足がつったという。「足つったと言ってたら、ローテに入れられんよ。1年間ローテで投げるピッチャーがそんなこと言ってたら使えんよ。どーすんのよ?」と早口でまくしたてた。

 中山は「(左足がつったことは)いいわけにできない」と唇をかんだ。今季は5、6回で崩れるパターンが目立つ左腕。怒りが収まらない指揮官は「5回までいいピッチングしてるのに、弱いんやろうな」。最後は怒りを通り越してあきれかえっていた。

続きを表示

2012年5月31日のニュース