松井、昇格見送り「試合に慣れてきたが、もうちょっと」

[ 2012年5月29日 06:00 ]

<ノーフォーク・ダーラム>7回1死、空振り三振に倒れる松井秀喜

3Aインターナショナル・リーグ ダーラム3-1ノーフォーク

(5月27日 ノーフォーク)
 レイズ傘下3Aダーラムの松井のメジャー昇格は見送られた。27日はノーフォーク戦で4打数1安打。15日に3Aに合流してから打席数は50に達したが、本塁打0の打率・178。松井は「まだ良かったり、悪かったり。(試合には)慣れてきたが、もうちょっと対応したい」と自己分析した。

 当初は28日(日本時間29日)のホワイトソックス戦からのメジャー昇格も検討されていたが、レイズのジョー・マドン監督はかねて「(昇格には)彼があと何打席必要と思うか。どう感じるか」と話しており、引き続き調整を見守る判断に至った。

 もっとも、この日の第2打席の遊ゴロ併殺も芯で捉えた当たりとあり、ダーラムのチャーリー・モントーヨ監督は「きょうは2安打と同じ。ここでやるべきことはやったと思う。あとは上(レイズ)の判断」と、いつでも送り出せる状態だ。試合後は再び約3時間半の車移動でダーラムに戻った松井。28日はチャーター機ではなく一般の飛行機でインディアナポリス、ルイビル8連戦の遠征に出る。

続きを表示

2012年5月29日のニュース