車で3時間半の移動…松井 マイナー遠征試合を初体験 

[ 2012年5月28日 06:00 ]

<ノーフォーク・ダーラム>4打数無安打もモントーヨ監督(左)と笑顔で引き揚げるダーラムの松井

インターナショナル・リーグ ダーラム5―1ノーフォーク

(5月26日 ノーフォーク)
 メジャー昇格が秒読み段階となったレイズ傘下3Aダーラムの松井が、ノーフォーク戦でマイナーの遠征試合を初体験し、4打数無安打に終わった。

 約3時間半、190マイル(約306キロ)の車移動にも、球場入り後に入念に体をほぐし「全然、問題なかった」。打席では150キロを超える速球派投手を相手にファウルで粘る場面が目立ち、4打席合計で26球。特に第3、4打席には「深いカウントまで行ったので結果とは別によかった」と内容に納得していた。

 チャーリー・モントーヨ監督は「キャンプをやっていない分、50打席が必要」と説明。27日(日本時間28日)の同カードで4打席に立てば3A戦で計50打席に達し、28日(同29日)のホワイトソックス戦でメジャー昇格となる可能性が高い。レイズ側はダーラム首脳陣に松井を多く守らせる要望を出しており、27日も左翼を守る予定。24日から4試合のうち3試合で守備というペースにも、松井は「いい練習。膝の心配は去年よりない」と言い切った。メジャーに上がるまで、一つのプレーも無駄にしない。

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2012年5月28日のニュース