西口「満足」8回零封 石井とアラフォーコンビで連勝

[ 2012年5月27日 06:00 ]

<西・ヤ>勝利投手の西口(左)は、試合後に渡辺監督と握手する

交流戦 西武8-0ヤクルト

(5月26日 西武D)
 39歳の西武・西口が8回2安打無失点で今季2勝目をマーク。9回をゼロで抑えれば、自身の記録を塗り替えるチーム最年長完封となったが「疲れました。満足です」と106球でマウンドを譲った。

 「きのう、(石井)一久が(完封勝利の)良い投球をしたので自分も切らせたくなかった」。初回は浮いた球が目立ったが、無失点で切り抜けるとフォームを微調整。「2回以降はしっくりくるようになった」と直球、スライダー、フォークを抜群の制球力で操り、三塁を踏ませなかった。

 試合中、ベンチへ戻る際はスタンドで観戦の家族に手を振るほどの余裕。「(子供が)手を振ったから振らないわけにはいかないでしょ」と笑った。38歳・石井、39歳・西口の快投で連勝。渡辺監督は「西口は勝ち星は少ないけどしっかり試合をつくってくれる。(石井と)アラフォー2人が中心になってローテを守っている」と絶賛していた。

 ▼西武・中村(7回に中堅右へ5号2ラン。交流戦で8戦4発)ホームで打てなかったので何とかしたかった。一時期に比べて内容は良くなっている。

 ▼西武・ヘルマン(4回に先制の中前適時打を放ち、本拠地で初のお立ち台)我慢強く打てる球を待って自分のスイングができた。これからも毎日お立ち台に立てるよう頑張りたい。

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2012年5月27日のニュース