マドン監督 松井起用法は「左翼もDHも代打もある」

[ 2012年5月27日 06:00 ]

 レイズのマドン監督は松井の現在の1割台の打率にも「気にしていない。彼が打席でどう感じるか」と厚い信頼を寄せた。起用法は「左翼もDHも代打もある」と説明。守備もヤンキース時代から注目しており「高く買っている。肩が特に強いわけではないが素早く処理して返球する」と評した。

 独自のデータを駆使する知将は、DH制のア・リーグ同士の対戦でも代打を多用。松井が対右腕、対左腕で同じ対戦打率・285を残していることを「よく知っているよ」とニヤリ。「ベンチに左も右も打てる打者がいるのは、とても大きい」と話した。また、走者三塁での打率の高さ(・417)なども熟知。「確実に打点を挙げてほしい時に仕事をしてくれるのが松井。(起用のアイデアは)もちろんあるよ」と早くもイメージを膨らませていた。

続きを表示

2012年5月27日のニュース