攻めの采配ズバリ!和田監督 反攻宣言「ここからはい上がる」

[ 2012年5月24日 12:44 ]

交流戦 阪神8-2オリックス

(5月23日 京セラD)
 阪神・和田監督の用兵がピタリと的中した。1番だった鳥谷を4日の巨人戦以来13試合ぶりに3番に起用。1番平野、大和、鳥谷、6番マートンの並びが8得点を生んだ。

 「昨日(22日)の試合で一番感じたのが、打つのをひたすら待つ並びだったということ。開幕当初、動いていたのを思いだそうということだった」。前夜はオリックス金子の前に三塁を踏めず4安打完封負け。試合後に「我々も考えて、動く」と語っていた通り、大幅に打線を動かした。

 交流戦開幕から悪夢の5連敗と苦しんだが、ここからが巻き返しの戦いになる。25日からは敵地でソフトバンク2連戦。「選手も苦しんだし、ファンの方にも心配をかけた。初勝利できたので、はい上がっていきます」。指揮官は力強い言葉を残し、借金2からの再浮上を誓った。

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2012年5月24日のニュース