音なし松井 メジャー昇格遠のく…ライバル好調でピンチ

[ 2012年5月24日 06:00 ]

<ダーラム・シャーロット>松井は9回最後の打席も空振り三振で4打数無安打。名物“牛”の看板も視線が厳しい?

インターナショナル・リーグ 3Aダーラム2―5、3Aシャーロット

(5月22日 ダーラム)
 レイズ傘下3Aダーラムの松井のメジャー早期昇格が厳しい状況となってきた。22日(日本時間23日)のシャーロット戦でも4打数無安打に終わり、合流後の8連戦で30打数4安打、打率・133、0本塁打、4打点。チャーリー・モントーヨ監督は同日、打撃好調のアンダーソンのレイズへの早期昇格の可能性を示唆した。

 「体は全く問題ないが、なかなかいい形で捉えられない。投手にうまく攻められている時もあるし、自分が打ち損じる時もある。確率という意味ではあまり良くない」。合流2戦目で2安打を放った16日には、マイク・バーリングGMが「調子は非常にいい。昇格は早いかもしれない」と発言したが、その後はバットから快音が消えた。

 松井と対照的に、06、09年にキューバ代表としてWBCにも出場した一塁手兼外野手のアンダーソンはこの8連戦で3本塁打を含む30打数9安打。モントーヨ監督は、アンダーソンが近日中にメジャー昇格する可能性について「イエス。逆方向に強い打球を打てるようになってきた」とした。

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