イチ ダルからタイムリー2本 

[ 2012年5月23日 06:00 ]

<マリナーズ・レンジャーズ>3回1死一、二塁、マリナーズのイチローはダルビッシュから中前適時打を放つ

ア・リーグ マリナーズ6―1レンジャーズ

(5月21日 シアトル)
 マリナーズのイチロー外野手(38)は21日(日本時間22日)のレンジャーズ戦で、ダルビッシュ有投手(25)と今季2度目の対決。初回に51打席ぶりの適時打となる右翼線三塁打、3回にも中前適時打で2打点を挙げ、チームを今季2度目の4連勝に導いた。これで両者の対戦成績は通算7打数5安打。ダルビッシュはメジャー最短となる4回4安打5失点で2敗目(6勝)を喫し、日米通算100勝は次回に持ち越しとなった。

 対ダルビッシュ。研ぎ澄まされた集中力がイチロー本来の勝負強さを呼び覚ました。初回1死一塁。90マイル(約145キロ)の真ん中やや内寄りの沈む球を強振し、一塁線を鋭く破る。打球がグラウンドとフェンスの間に挟まる間に、滑ることなく三塁を陥れた。実に51打席ぶりの適時打だった。

 3回は1死一、二塁で、93マイル(約150キロ)のカットボールに詰まりながらも中前に落とす適時打。球種については「よく分からない変化球を投げているからね」としたが、細かい変化にも惑わされず、鋭く振り抜いた。4回の第3打席は1死満塁で三ゴロに倒れたものの、3打席で2度の適時打を放った。

 ダルビッシュのメジャー初登板となった4月9日も3安打を浴びせた。対戦成績を7打数5安打としたが、試合後のイチローはいつも通り淡々としていた。ここまでリーグトップの6勝を挙げている右腕について「(初登板以降は)ずっと結果が出ている。見た目で言うと、セットで投げているので、それでまとまっているという感じになっているんですかね」とサラリ。「ダルビッシュとの対戦の興味は出てきたか?」の問いには余裕たっぷりに、こう答えた。

 「まあ、こっちで時間を重ねて、そういう関係になれたらいいな、というところですかね」

 これまでも松坂(レッドソックス)ら多くの一流投手と名勝負を演じてきたイチロー。たった2度の対決では、まだ「ライバル」とは言い切れないが、力量は認めている。「いいピッチャーであることは間違いない。それが日本人だから、なおさら。意識としてはどうしたってそうなる。アメリカ人のいいピッチャーとは違う」と言った。

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2012年5月23日のニュース