松井との対戦に前向き 松坂「ちゃんとしたものを出したい」

[ 2012年5月15日 09:29 ]

試合前、マリナーズ・川崎(右)と笑顔で握手するレッドソックス・松坂

 右肘手術からの復活を目指す米大リーグ、レッドソックスの松坂が14日、本拠地フェンウェイ・パークのブルペンで17日(日本時間18日)に予定されている傘下マイナー、3Aポータケットでの登板に向け40球を投げた。内容は明かさなかったが、技術的課題を持って臨んだという。「次のゲームで投げてみよう」と感触は上々だった様子だ。

 17日に3Aで対戦するのは、松井が合流予定のレイズ傘下の球団。ファンからは注目される対戦となりそうで、松坂も「(高い注目度で)悪いことは何もない。松井さんと対戦することになれば、僕もちゃんとしたものを出したい。いい形で勝負しないといけない」と前向きに捉えた。

 ブルペンでの調整後は2009年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で同僚だったマリナーズの岩隈と約20分話し込んだ。「ちゃんとした形で投げ合いたい。そのために今の時間を大切にしたい」と刺激を受けたようだった。(共同)

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2012年5月15日のニュース