戦力外、引退選手の進路調査 60%が12球団に残る 

[ 2012年5月7日 19:32 ]

 日本野球機構(NPB)は7日、昨年に戦力外通告を受けた選手と現役を引退した選手の合計146人の進路調査結果を発表し、調査を始めた2007年以降ではともに最高となる60%、88人が選手やコーチ、職員などプロ野球の12球団内に残ったことが分かった。

 内訳は支配下選手が20人、育成選手39人、コーチ8人、職員・スタッフ21人だった。毎年、半数以上が12球団内に残っており、今回も傾向は変わらなかった。

 独立リーグや海外のプロ野球などNPB以外の野球関係に進んだのは21人で、受け入れ態勢が整ってきたBCリーグには2010年の1人から9人に増えた。一般企業への就職、自営業への転身は計5人にとどまった。

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2012年5月7日のニュース