アウトに出来たのに…痛恨スクイズ処理 兵庫先発・植村

[ 2012年5月7日 10:15 ]

日本女子プロ野球前期5回戦 京都4-2兵庫

(5月6日 神戸サブ)
 兵庫先発の植村は好投を続けていただけに、一つのバント処理が悔やまれた。5回一死2、3塁からのスクイズで塩谷の打球は、植村の目の前へ。タイミング的にはホームに投げればアウトに出来るタイミングだったが、一塁へ投げてしまった。「打球が正面だったので、アウトに出来たとは思っています。正直、終盤までずっとピンチだったので抑えなきゃと気負い過ぎて、判断に焦りが出た」と悔やんだ。先制された直後も冷静さを欠き、甘い球を痛打されるなど、リズムを狂わされてしまった。

 <兵庫新人・大田、先発翌日には初の捕手で猛打賞>5日に先発で登板した兵庫の大田はこの日は、プロ入り初の捕手として出場。「高校の時キャッチャーをしていましたが、ソフトボールとは全然軌道が違う。ただ、練習をしていないというのは理由にならない」。盗塁を許す場面はあったが、それでもキャッチングは完ぺきでソフトボールながら高校時に培った捕手経験は生きた。打っても、6回には二死2塁から右前適時打を放つなど、3打数3安打猛打賞を記録。試合には敗れたものの収穫の大きい内容だった。

続きを表示

2012年5月7日のニュース