山本昌、筒香に2発浴び初黒星 防御率1位からも陥落

[ 2012年5月7日 06:00 ]

<D・中>4回4失点でマウンドを降りた山本昌

セ・リーグ 中日2-4DeNA

(5月6日 横浜)
 息子のような若者たちにしてやられた。登板前まで2勝0敗、防御率トップの0・55と抜群の安定感を見せていた中日・山本昌が4回5安打4失点で今季初黒星を喫した。

 26歳下の国吉との史上最大年齢差先発対決に投げ負け、同じく26歳差の筒香には2打席連発弾を浴びた。防御率は1・46となり、トップから陥落した。

 「最初から重い展開にしてしまい申し訳なかった。風はしようがない。同じ条件だしね」

 強風の横浜スタジアムで46歳が沈んだ。初回先頭の荒波を歩かせると、渡辺直にヒットエンドランを決められ無死一、三塁。続く筒香の打球は右方向に高々と上がる飛球だったが、風に乗ってグングン伸びスタンドまで達する先制3ランとなった。20歳の大器に浴びた一発も、史上最大の年齢差被弾。さらに3回の第2打席でも同じように風に乗る右越えソロをたたき込まれた。

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2012年5月7日のニュース