田中碧5回に崩れた…投手交代のタイミングを誤った大阪

[ 2012年5月6日 10:12 ]

日本女子プロ野球前期5回戦 大阪3―5京都

(5月5日 ほっと神戸)
 大阪先発の田中碧は4月7日以来、約1か月ぶりの登板となったが、フォーム改善の成果もあって4回までわずか1安打ピッチングと出来過ぎの投球を披露した。だが、疲れの見え始めた5回に3本の長打で2点を奪われると、6回には先頭から3連打を浴びたところで降板。配球が一辺倒になったところを狙い打たれて、逆転負けを喫した。

 「悔しいというのと、反省だけ。みんなが点を取ってくれた後に先頭を長打で出したり、長いイニングを投げるには組み立てがもう一つ足りなかった」。田中は久々の登板だっただけに、早目の継投策をとっていれば展開は変わった可能性はある。攻撃の形は作れてきただけに、惜しい試合を落としてしまった。

続きを表示

2012年5月6日のニュース