フォーム修正して8打席ぶり快音!川端 同点&ダメ押し打

[ 2012年5月6日 10:01 ]

今季4セーブ目を挙げた京都・塩谷千晶

日本女子プロ野球前期5回戦 京都5―3大阪

(5月5日 ほっと神戸)
 日本女子プロ野球リーグは5日、ほっともっとフィールド神戸で前期の1試合を行い、京都アストドリームスが5-3で大阪ブレイビーハニーズを下した。

 打つべき人が打ち、締める人が締めて京都は逆転勝ちを収めた。1点を追い掛ける6回、先頭の早田が左中間二塁打で出塁すると、3番三浦伊織が3試合ぶり安打となる中前打で続いた。同じく4番川端友紀は8打席ぶりの快音となる右前適時打で同点にした。

 川端は「調子が悪いのは自分でも自覚をしていて、この試合までの間は結構バットを振って、フォームを固めることを意識してやってきた」と語った。練習中は自分のビデオを録画して、首脳陣と一から動作チェックを行った。力が入って構えた時には、前かがみになるクセも再認識した。1点リードで迎えた最終回二死三塁の打席では、三塁コーチの佐々木監督から「体を起こせ」と言われ、修正しながら右前に貴重なダメ押し打を放った。

 投げては6回から3番手でマウンドに上がった塩谷が2回を無安打に抑える好投で今季4セーブ目を記録。防御率は0.00と開幕してからいまだに失点を許していない。「短いイニングを投げることが多いので、そこはしっかり抑えたい。今日は連敗を止めるためにも絶対に負けられない試合、本当にみんなで取ったような勝ち星」と守護神は自信に満ちた表情で語った。

 開幕5連勝とスタートダッシュに成功した後の連敗。クリーンアップの湿りがちなバットも解消され、投打ともに再び上昇気流に乗っていきそうだ。

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2012年5月6日のニュース