今年一番悪かった唐川 “左足裏”意識しフォーム修正

[ 2012年5月6日 06:00 ]

<西・ロ>ロッテ・唐川は8安打を打たれながら6回2失点

パ・リーグ ロッテ4-2西武

(5月5日 西武D)
 ロッテ・唐川の修正能力が光った。初回に2安打された直後の2回。マウンドで投げながらフォームを修正した。

 「後ろ体重になって力が伝わってなかった。だからもう少し前に、体重が母指球に乗るようにしました」。母指球とは足の親指の付け根付近で、体重の加重を受ける足裏の前の部分。唐川はステップする左足に体重が乗っていくように、この部分を意識した。中5日の影響か、女房役の里崎をして「今年一番悪かった」という状況から微調整して立ち直った。

 3回以降はストライク先行でカウントをつくり、8安打ながら6回2失点。要所を締める投球で西武ドーム7連勝にハーラートップタイの5勝目、チームを首位に押し上げた。「投げる試合は全部勝つつもりでいきたい」。進化する22歳の右腕なら、その全勝宣言も実現させてしまうかもしれない。

 ▼ロッテ・清田(2回2死満塁で2点三塁前打)チャンスを逃すと流れが相手にいくのでタイムリーになって良かった。

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2012年5月6日のニュース