荒木執念の藤川討ち「とにかく必死こいて打ちました」

＜中・神＞１０回１死二塁、荒木は同点となる左前適時打を放つ（投手・藤川）

セ・リーグ 阪神２－２中日

（5月2日 ナゴヤＤ）
　２度追い付く粘りで引き分けに持ち込み、中日の高木監督は「最後に追い付いたし、よしとする」と評価した。１点を追う延長１０回に阪神の守護神・藤川から左前適時打を放った荒木は「とにかく、必死こいて打ちました」と、首位陥落を免れる一打を振り返った。

　ただ、負けはしなかったものの打線は最近９試合、３点以上取れていない。この日は４番から５番に下がった和田が、７試合で１安打と不調を脱せず、指揮官も「ちょっと考えないといかんね」と悩ましげな表情を浮かべていた。