最初は投手側が有利 ダルに「無修正のすすめ」

[ 2012年5月3日 06:00 ]

 レンジャーズのロン・ワシントン監督が、ダルビッシュに対して「無修正のすすめ」を説いた。4月を無傷の4連勝で終えた右腕について「初対戦は投手側が有利な部分がある。打者の特徴を知り対策も立てられる。でも、2度目以降の対戦も同じだ。彼の方から修正する必要はない」と語った。指揮官の机にはダルビッシュが1面を飾った地元紙が置かれていた。

 ダルビッシュは今後も6日(日本時間7日)のインディアンス戦、11日(同12日)のエンゼルスと初対戦が続くが、その先に21日(同22日)のマリナーズ戦で2度目の対戦がある。白星を積み重ねれば、相手の対策も進むが、指揮官は「修正すべき時は相手が教えてくれる。彼は対応できる」と信頼を寄せた。

 ダルビッシュは4勝目から一夜明けたこの日、左投げでキャッチボールを行うなどリラックスした表情で調整した。

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2012年5月3日のニュース