巨人、連勝ストップ…ホールトン誤算、打線も沈黙

[ 2012年5月2日 20:57 ]

5回、広島に連打を浴び降板する巨人・ホールトン(54)

 プロ野球、巨人―広島5回戦は2日、東京ドームで行われ、巨人は0―3で敗れて連勝が4で止まった。先発のホールトンが4回0/3で3失点と誤算、打線は広島の先発バリントンの前に7回までわずか3失点と沈黙し、発した。

 1分けをはさんで4連勝中と、ゴールデンウィークに入って負けがなく、借金を3まで減らした巨人。主砲の阿部はこの日もスタメンを外れる中、連勝を伸ばすことができるか?

 初回、ホールトンは1死から四球を与えたものの、後続を断ち無失点。その裏、巨人は2番の藤村が右前打で出塁、二盗を決めたが、坂本が二飛、村田は右飛に倒れて無得点。

 ホールトンは2回も先頭打者に四球を与えたが、後続を断ち、広島に得点を許さなかった。その裏、巨人も先頭の高橋由が四球で出塁したが、ボウカーが二ゴロ、亀井が一ゴロ併殺に倒れ、結局3人で攻撃を終えた。

 3回、ホールトンは2死から東出に左前打を許し、二盗も決められて得点圏に走者を背負ったが、松山を三振に仕留め、ここも無失点で切り抜けた。その裏、巨人は8番からの攻撃であっさりと3者凡退。

 ホールトンは4回、1死から広瀬に四球を与えると、2死後、堂林に中越え適時二塁打、続く白浜に左前適時打を浴び、2点を失った。巨人は前日まで3試合連続無失点で、4月28日の阪神戦の7回以来、35イニングぶりの失点。その裏の攻撃は簡単に3者凡退。

 ホールトンは5回、先頭の梵に左越えソロを浴び、続く東出にも右前打を許して降板。2番手の福田がマウンドへ。福田は1死満塁とピンチを広げたが、天谷、堂林を連続三振とここは踏ん張った。その裏、巨人は1死からボウカーが右前打で出塁するも、亀井が二ゴロ併殺に倒れ、無得点。

 6回、福田は広島の攻撃を3者凡退に抑えた。その裏、巨人は2死から長野が二塁打で出塁したが、無得点。

 巨人は7回から3番手で左腕・高木康が登板。2死から四球を与えたものの、無失点。その裏、巨人はクリーンアップが3者凡退。

 巨人は8回から4番手でマシソンが登板し、広島の攻撃を3者凡退に抑えた。その裏、広島はミコライオがマウンドへ。巨人は2死から実松が四球を選んだが、代打・加治前が三ゴロに倒れ、無得点。

 9回、巨人は左腕・星野が登板。2死から小窪に右中間への二塁打を許したが、無失点。その裏、広島は守護神のサファテが登板。先頭の長野が右前打で出塁し、盗塁も決めて無死二塁としたが、藤村が三振、坂本は右飛、村田も三振に倒れた。

続きを表示

この記事のフォト

2012年5月2日のニュース