「久保さんのおかげ」堂上剛、ラッキーお立ち台

[ 2012年5月2日 06:00 ]

<中・神>8回1死二塁、堂上剛は投ゴロに倒れるも、決勝点を挙げる

セ・リーグ 中日1-0阪神

(5月1日 ナゴヤD)
 “持ってる”お兄ちゃんだ。0―0の8回1死一、三塁、中日の代打・堂上剛の打球はボテボテの投ゴロ。だが、投手・久保は本塁ではなく併殺狙いで二塁に送球し、その併殺が崩れる間に三塁走者の英智が本塁を踏んだ。

 「すごい詰まらされたけど、セカンドに投げた瞬間“あっ”と思って、びっくりしながら走りました。(お立ち台に)立てたのは久保さんのおかげです」

 前日のDeNA戦の7回には同じ0―0の場面で、代打で左前適時打。2日連続で1―0のゲームの決勝打点をマークした。実は、一昨年9月22日の阪神戦(ナゴヤドーム)でも0―0の9回1死満塁で代打で登場し、ボテボテの一ゴロがブラゼルの本塁への大暴投を誘い、サヨナラのヒーローに。「思い出しましたね。でも、今回のは打点もつくし、全然OKです」と喜んだ。 チームは3戦連続の零封勝ちで4連勝。貯金ウイークに突入した。

 ▼中日・高木監督 負けても仕方ない中で点が取れた。ウチにはツキがあるのかな。

 ▼阪神・久保(8回4安打1失点も2敗目。8回1死一、三塁で投ゴロの際に二塁へ送球も、併殺を完成できず失点)100%僕の判断ミスです。ホームに送球するべきだった。臨機応変に変更が利かなかった。

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2012年5月2日のニュース