青学大・河原井監督 走塁妨害判定に憤慨

[ 2012年5月2日 06:00 ]

東都大学野球第5週第1日 青学大8-7中大

(5月1日 神宮)
 1回戦2試合が行われた。第1試合は青学大・河原井正雄監督(57)が判定をめぐって抗議するなど荒れた試合となったが、17安打の猛攻で、両チーム合わせて27安打の乱打戦を制した。第2試合では駒大の江越大賀外野手(2年)が今季2号となる決勝本塁打を放ち、チームは3連勝を飾った。

 青学大は4回1死三塁の守備で、二ゴロで本塁を狙った三塁走者をアウトにしたプレーが走塁妨害を取られた。球審は捕手が走者の進路をふさいだとして生還を認めたが、河原井監督は12分間の猛抗議。しかし判定は覆らず、直後に逆転を許した。7回に筒井が3点二塁打を放ち試合には勝ったが、指揮官は「(捕手が)本塁を隠していたという話だったけど、捕手が球を持っていて完全にアウトのタイミング。あれがダメなら、どうやってタッチすればいいのか。あれじゃ野球じゃなくなる」と、3時間41分の激闘を終えても興奮は収まらなかった。

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2012年5月2日のニュース