西武4連勝で最下位脱出 野上は1年8カ月ぶり勝利

[ 2012年4月29日 16:27 ]

パ・リーグ 西武3―1オリックス

(4月29日 京セラD)
 西武が今季初の4連勝を飾り、オリックスを抜いて最下位から脱出した。

 2回、米野、秋山の連打で無死一、三塁とし、炭谷の三ゴロの間に先制。4回には1死二塁から、秋山の右翼フェンス直撃の適時三塁打で1点を追加した。9回にも李大浩の野選を誘って1点を挙げ、ダメを押した。

 西武先発の野上は5回1/3で9安打4四死球と不安定な投球ながらも本塁打による1失点でしのぐと、リリーフの4投手が無失点リレー。野上の勝利は10年8月19日のソフトバンク戦以来、1年8カ月ぶりとなった。

 オリックスは6回まで毎回走者を出すも、得点はバルディリスの2試合連続となる2号ソロによる1点のみ。2回2死一、二塁から坂口が左前打も、二塁走者伊藤が本塁憤死した。先発の木佐貫は回を追うごとに調子を上げ、7回6安打2失点と粘ったが、援護がなく2連敗となった。

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2012年4月29日のニュース