鉄腕・故稲尾和久氏の背番号「24」 永久欠番に

[ 2012年4月29日 06:00 ]

1958年、巨人との日本シリーズで力投する西鉄・稲尾和久投手

 西武が、前身の西鉄でエースとして活躍した「鉄腕」こと故稲尾和久氏の背番号「24」を永久欠番とすることが28日、分かった。

 球団関係者が「その方向で話は進んでいる」と語った。今年は、07年に他界した稲尾氏の生誕75周年。西武が球団を保有する79年以降、初の永久欠番となる。

 稲尾氏は56年に西鉄に入団。3連覇を目指した58年の日本シリーズでは4連投4連勝を挙げ「神様、仏様、稲尾様」と称えられた。61年には歴代最多タイとなるシーズン42勝をマーク。通算成績は756試合276勝137敗、防御率1・98。

 7月には主催試合で監督、コーチ、選手ら全員が背番号24のユニホームを着用してプレーする準備も進められている。

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2012年4月29日のニュース