巨人快勝!“天敵”能見をKO 長野1号も出た!!

[ 2012年4月28日 21:15 ]

3回巨人1死二、三塁、高橋由が右前に2点打を放つ

 プロ野球伝統の一戦、巨人―阪神4回戦は28日、東京ドームで行われ、巨人が7―2で快勝した。先発の杉内が7回6安打2失点で3勝目をマーク。打線は今季、相手先発が左腕の試合は2勝7敗1分けと苦しんでいたが、阪神の先発・能見を攻略、3回までに6安打を浴びせて5点を奪い、主導権を握った。

 先制したのは阪神だった。初回、2死一、三塁から金本が右前適時打。しかし、その裏、巨人は長野の二塁打を足がかりに1死満塁のチャンスをつくり、能見のワイルドピッチで同点。さらに2死二、三塁から高橋由の打球を処理した能見が一塁に悪送球。2者が生還し、2点を勝ち越した。

 2回は阪神、巨人ともに3者凡退。阪神は3回も3者凡退だったが、巨人は1死から阿部、村田の連打で二、三塁とし高橋由の右前適時打で2点を追加、リードを4点に広げた。

 阪神は4回も簡単に3者凡退。その裏、巨人は長野が2番手で登板した鄭凱文から右中間へ今季1号ソロ。さらに1死一、三塁から村田の中犠飛で1点を追加し、リードを6点とした。

 5回、杉内は先頭の大和に左前打を許し、小宮山の三振時に二盗を決められて1死二塁とされたが、城島を遊ゴロ、マートンを三振に仕留めて無失点で切り抜けた。その裏、巨人の攻撃は3者凡退。

 6回、杉内は1死から鳥谷に四球を与えたが、新井貴を投ゴロ併殺に仕留め、無失点。その裏、巨人は長野の四球、坂本の左前打などで1死一、三塁のチャンスをつくったが、ここは無得点に終わった。

 7回、杉内は1死一、三塁から代打の関本に右前適時打を許し、1点を失ったが、その後のピンチはしのいだ。

 8回、巨人は2番手で山口がマウンドへ。2死から新井貴、金本に連打を許したが、代打の俊介をニゴロに仕留め、無失点で切り抜け、9回はマシソンが抑えた。
 

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