第1打席で決めた!稲葉 史上39人目の2000安打達成

[ 2012年4月28日 14:12 ]

<楽・日>1回、通算2000本目となる安打を右前に放つ日本ハム・稲葉

パ・リーグ 日本ハム3―3楽天

(4月28日 Kスタ宮城)
 日本ハムの稲葉篤紀外野手(39)が28日、Kスタ宮城で行われた楽天戦で史上39人目となる通算2000安打を達成した。

 あと1本として「5番・一塁」で先発出場した稲葉は、1回2死一、二塁で迎えた第1打席、カウント3―0から楽天先発ヒメネスの投じた直球を右前へ運ぶタイムリーヒット。自らの大記録を達成するとともに、チームに先制点をもたらした。

 初安打は、ヤクルト入団1年目の1995年6月21日の広島戦(広島)で、紀藤真琴から記録。この試合でプロ初出場、初スタメンを果たした稲葉は、記念すべきプロ初打席での安打が初本塁打、初打点となる鮮烈デビューを飾った。記録まで残り34本として今季に臨み、プロ入りから18年目、1976試合目で大台に乗せた。

 稲葉は1994年のドラフト3位でヤクルトに入団。96年から中軸として定着し、2001年には初のベストナイン、03年7月1日の横浜戦で史上56人目となるサイクル安打を達成した。04年にフリーエージェント(FA)宣言し大リーグへの移籍を目指したがオファーがなく、日本ハムに移籍。07年に首位打者とリーグ最多安打を獲得した。

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