西武「24」永久欠番に 西鉄エースの鉄腕・稲尾氏しのび

[ 2012年4月28日 12:04 ]

 プロ野球西武が前身の西鉄でエースとして大活躍した故稲尾和久氏の背番号「24」を永久欠番とすることが28日、分かった。西武が球団を保有する1979年以降に永久欠番を設けるのは初めて。

 稲尾氏は58年の巨人との日本シリーズで3連敗の後に4連投4連勝して日本一の原動力となり「神様、仏様、稲尾様」と呼ばれた。61年には史上最多タイのシーズン42勝をマークするなど「鉄腕」の異名をとった球史に残る右腕。2007年に70歳で亡くなった。

 西武は08年から稲尾氏らが黄金時代を築いた西鉄など前身チームのユニホームを再現して試合で着用するイベントを行っている。今夏は全員が「24」を付けて試合に臨む計画という。

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2012年4月28日のニュース