斎藤 稲葉記録懸かる試合に先発で「光栄」

[ 2012年4月28日 06:00 ]

キャッチボールをする斎藤

 大記録は勝ち試合でこそ栄える。日本ハム・斎藤は27日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設でキャッチボールなどで最終調整。稲葉の2000安打達成が懸かる試合での先発登板に「そういう試合で投げられることは光栄だし、さらに勝ちたいという気持ちが強くなった」と言葉に力を込めた。

 稲葉については「些細(ささい)なことでも声を掛けてくれて、自分たち若手はやりやすい環境をつくってもらっている」と話し、感謝の思いでマウンドに立つ。敵地とはいえ、大記録を目前に球場が独特の雰囲気に包まれることも予想されるが、「めったにない経験だと思うので、一緒に味わえれば」と気負いはない。目下3勝1敗、防御率1・16。3、4月度の月間MVPも視野に捉える右腕は「今のうちに自信をつかんでいきたい」と闘志を燃やしていた。

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2012年4月28日のニュース