「投げるたび制球良くなる」ダルに待球作戦通用せず

[ 2012年4月26日 06:00 ]

ア・リーグ ヤンキース0-2レンジャーズ

(4月24日 アーリントン)
 ヤンキースナインには、レンジャーズ・ダルビッシュ攻略に待球作戦の指示が出ていた。だが、ダルビッシュの制球の良さに逆に追い込まれた。無安打のテシェイラは「ボールを見ていくと、あっという間に追い込まれた。攻撃的にいけば、コースに逃げていく。松坂(レッドソックス)相手のように待球作戦をとったが狙い通りにはいかなかった」と振り返った。

 ジョー・ジラルディ監督は「3試合全ての映像を見た」という。ダルビッシュの過去3試合のストライク率は56・75%。しかも変化球はボールになるとのデータもあった。だが、予想を上回る制球力と変化球の切れに指揮官は「ストライクが先行し、打者は追い込まれたらゾーンを広げるしかなかった。彼は投げるたびに制球が良くなっている。打者を打ち取る武器(球種)も多い」と脱帽していた。

続きを表示

2012年4月26日のニュース