駒大・栗林が初先発で完封 12季ぶりに東洋大から勝ち点

[ 2012年4月26日 06:00 ]

<東洋大・駒大>東洋大を2安打完封し、勝利投手となった駒大・栗林

東都大学野球第4週第2日 駒大3-0東洋大

(4月25日 神宮)
 2回戦2試合が行われ、駒大の栗林駿一投手(4年)が、リーグ戦初先発で東洋大を相手に2安打完封で初勝利。東洋大からの勝ち点奪取は06年春以来、12季ぶりとなった。第2試合は連勝を狙った首位の亜大が中大に追い付かれ、規定により9回2―2で引き分け。東浜巨(なお)投手(4年)が通算30勝と20完封を懸けて、26日の3回戦に先発する。

 駒大は初先発のサイド右腕・栗林が2安打完封で西村亮新監督に初の勝ち点をプレゼント。「完封は人生でも初めて。自分でも信じられない」と声を上ずらせた。駒大高入学と同時にサイドに転向。変則フォームから繰り出す最速141キロの直球とスライダーを武器に相手に的を絞らせなかった。東洋大からの勝ち点は12季ぶりで、連勝となると15季ぶり。西村監督は「まだ安心はできないけど1つ獲れて良かった」と笑顔だった。

 ▼東洋大・高橋昭雄監督(春季リーグ戦6連覇が絶望的となり)6連覇が逃げました。藤岡(ロッテ)がいた去年と今年では天国と地獄だな。

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2012年4月26日のニュース