上原 ジーターを三振斬り「置かれている立場を考えないと」

[ 2012年4月24日 11:42 ]

ヤンキース戦の9回、ジーターを空振り三振に仕留め、ガッツポーズをするレンジャーズ・上原

ア・リーグ レンジャーズ4―7ヤンキース

(4月23日 アーリントン)
 レンジャーズの上原は23日、アーリントンで行われたヤンキース戦で4―7の9回に3番手で登板し、1回を無安打無失点、2三振だった。防御率は3・60。勝敗は付かず、チームは4―7で敗れた。

 上原は2三振を奪うなど1回を三者凡退に仕留めた。直球を中心にテンポ良く追い込んで、最後は得意のフォークボール。ジーターとスウィシャーから空振り三振を奪い、カノも当てるのが精いっぱいの中飛に抑えた。

 上原は、ここ2試合は本塁打を許していただけに「(失点が)ゼロなのでオーケー。敵がどうこうより置かれている立場を考えないと。点差があろうとなかろうと抑えないと。それができていなかったから」と厳しい表情。課題のフォークボールも本来の軌道を描きつつあるが、最後まで笑顔も見せずに話した。(共同)

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2012年4月24日のニュース