大和 リーグタイ記録 守備代走要員も片岡コーチ絶賛「ああいう打球になる」

[ 2012年4月23日 07:43 ]

<D・神>5回2死満塁、大和は左中間に3点適時三塁打を放つ

セ・リーグ 阪神11-3DeNA

(4月22日 横浜)
 阪神の大和が6打点。それもセ・リーグタイ記録の三塁打2本に二塁打、その全てがタイムリーだった。

 プロ7年目で年俸1400万円。登録は内野手も、外野を守る守備の人だ。06~08年にはウエスタンで3年連続最多犠打を記録するなど、コツコツ歩む野球人生だった。今季もスタメン出場はこの日が7試合目。他は守備、代走要員だ。

 それでもコツコツ努力。片岡打撃コーチは「去年はバットが外回りで(打球が)引っ掛かっていた。今は内から出ている分、ああいう打球になる」と打撃面での成長を認める。

 ◆大和(本名・前田 大和=まえだ・やまと)1987年(昭62)11月5日、鹿児島県生まれの24歳。樟南では1年夏と3年夏の2度、甲子園に出場。3年時は8強に進出した。05年高校生ドラフト4巡目で阪神入団。07年から登録名を「大和」に変更。プロ4年目の09年4月15日の中日戦(甲子園)で1軍初出場。1メートル77、63キロ。右投げ右打ち。

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