さすがの浅尾討ち 前田同点打は350本目の二塁打

[ 2012年4月23日 06:00 ]

<広・中>8回、1死二塁、代打・前田智(左)は右翼線に通算350二塁打となる同点適時二塁打を放ち、塁上で喜ぶ(野手・井端)

セ・リーグ 広島2-3中日

(4月22日 マツダ)
 広島の前田智が、史上33人目の350二塁打をマークした。1点を追った8回1死二塁、東出の代打として、昨季リーグMVP浅尾の内寄り高めに甘く入ったフォークを見逃さなかった。一塁線を破る痛烈な打球。一塁を駆け抜けた背番号1は小さくガッツポーズをつくり、二塁に到達すると組んだ両手を頭上に突き上げて喜びを表現した。

 「点が入るなら何でもよかった。いいところに飛んだよ」。ベンチに引き揚げた際にはナインがハイタッチで迎え、歩み寄って来た野村監督に握手を求められた。

 今季の歩みはすこぶる順調だ。中日・吉見、DeNA・山口、阪神・藤川ら好投手ばかりを打ってきた。打率・444、打点5。しかし、その活躍が勝利に結びつかないのは、この日も同じだった。40歳が奮闘する姿を若いナインはどう受け止めるのか。その存在は心強いが、頼りっ放しでは情けない。

 ▽前田智が通算350二塁打 中日6回戦(マツダ)の8回に浅尾から放って達成。プロ野球33人目。初二塁打は90年6月6日のヤクルト戦で西村から。

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