大幅打順変更実らず…原監督「何とかせにゃいかん」

[ 2012年4月21日 21:56 ]

4連敗で最下位に転落し、球場を後にする巨人・原監督

セ・リーグ 巨人0-2ヤクルト

(4月21日 神宮)
 巨人は今季6度目の零敗で4連敗。借金は6に増え、DeNAに抜かれて最下位に転落した。「何とかせにゃいかんな」という原監督の声もむなしく響いた。

 前日の試合後、原監督は「歯車がかみ合わないね。かみ合うように少し考えにゃいかんかもしれないね」と語った。その言葉を表すようにこの日は、今季初めて、大幅に打順を組み替えた。トップバッターには高橋由を起用。当たっている坂本を1番から3番へ移し長野を5番、村田は6番に。だが、坂本は4打数4安打も、走者はおらず、続く阿部は全て走者を置いた場面で無安打。「力不足。投手は頑張っているから、申し訳ない」と責任を感じていた。

 大型補強に成功し、優勝候補の本命としてシーズンを迎えたはずだったが、予想外の大苦戦に、指揮官も「現実として、しっかり受け止めなければならない」と言い聞かせるように語っていた。

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2012年4月21日のニュース