15試合目の初登板 岩隈「遅かったですが、とりあえず良かった」

[ 2012年4月21日 15:49 ]

ホワイトソックス戦の7回を終え、ベンチ前で岩隈(左)を迎えるマリナーズ・川崎

ア・リーグ マリナーズ3―7ホワイトソックス

(4月20日 シアトル)
 マリナーズの岩隈が20日、シアトルで行われたホワイトソックス戦でメジャー初登板。1―6の6回から3番手でマウンドに上がり、4回を投げて1安打1失点、1四球2三振だった。勝敗は付かなかった。

 開幕から15試合目でのデビューに「遅かったですが、とりあえず良かった」とホッとした様子の岩隈。開幕からベンチ入りし続けている30球団の選手の中で最も遅い初陣となったが「知ってましたが、あまり気にしてない」と話した。

 この日はチームが2回までに6失点したこともあり、「シャドーピッチングやキャッチボールでいつでもいける準備だけはしてきた。投げない間も相手打者の特徴などを見ることができたのがよかった」。

 失投は8回、ダンに本塁打を許した1球だけ。直球は最速147キロとまずまず。変化球も低めに集めて4回を1失点でまとめた。ウェッジ監督は「あれだけ長い間(実戦で)投げていなかったのに素晴らしかった」と驚かされた様子。岩隈は今後へ向けて「これからも自分の役割をしっかりこなしていきたい」と話していた。

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