青学大ルーキー吉田　イチローばり曲芸打見せた

＜青学大・東洋大＞６回１死二塁、中前適時打を放つ青学大・吉田正

東都大学野球第３週第２日 青学大４－０東洋大

（4月19日 神宮）
　２回戦２試合が行われ、青学大は吉田正尚（まさたか）外野手（１年）が３安打３打点と活躍し、東洋大に４―０で快勝した。日大は延長１１回に柴原健介捕手（３年）が勝ち越し打を放って亜大に３―２で競り勝ち、開幕４戦目で今季初勝利。ともに１勝１敗のタイに戻した。

　青学大は敦賀気比時代に高校通算５２本塁打を記録した１年生の吉田正が巧打で魅せた。４回１死満塁で中前に２点適時打。６回１死二塁では、ワンバウンドしそうなフォークをイチロー（マリナーズ）ばりの巧みなバットコントロールですくい上げて、中前に運ぶ曲芸打を放った。ここまでＤＨで全試合にフル出場し、リーグトップの７打点。打率も１８打数９安打の５割。大学からコンタクトを使用して、視力が０・６から１・５に上がり「ボールが見えやすくなった」と笑顔を見せていた。