黒田5回途中KOで本拠地ブーイング「切り替える」

[ 2012年4月20日 06:00 ]

ツインズ戦の1回に4失点し、悔しそうな表情でベンチに引き揚げるヤンキース・黒田

ア・リーグ ヤンキース5-6ツインズ

(4月18日 ニューヨーク)
 ヤンキース・黒田が本拠地ニューヨークでブーイングの洗礼を浴びた。ツインズ戦で4回1/3を6失点。自己ワーストタイの被安打10の乱調で、今季2敗目を喫した。

 「自分のリズムをつかむ前にやられた」。初回無死一塁で、キャロルに内角シンカーを左翼線に運ばれる先制二塁打を許し3番までの3連打で2点を失うと、5番モーノーには2ラン。5回と合わせ計2本塁打を浴びて「彼一人にやられたかなという感じ」と振り返った。最後まで制球の甘さを修正できず、観客席からは罵声が飛んだ。

 本拠地開幕の13日のエンゼルス戦で移籍初勝利を挙げた際の、総立ちの喝采から一気に暗転。「切り替えてやるしかない」。ファンを納得させるには、勝ち続けるしかない。

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2012年4月20日のニュース