ロッテ首位再浮上!藤岡だけ目立つな!!今江1号V弾 

[ 2012年4月19日 06:00 ]

<ロ・楽>3回1死一、二塁、3ランを放ったロッテ・今江(左)らがベンチの出迎えを受ける

パ・リーグ ロッテ7-3楽天

(4月18日 QVC)
 なかなか勝てなかった本拠地で、やっと勝てた。ロッテは18日、今季から主将に就任した今江敏晃内野手(28)の1号3ランなどで7点を奪い3連勝。ソフトバンクが敗れたため今月6日以来12日ぶりに首位に再浮上した。これまで本拠地ではわずか1勝と外弁慶ぶりを発揮していたロッテだが、唯一の課題も解消し、その勢いはさらに加速しそうな気配だ。

 快音が響いた。高々と上がった打球は左翼席中段まで届いた。3回1死一、二塁で、今江が塩見の投じた初球118キロのスライダーを強振。「出合い頭ですよ」と謙遜したが、今季51打席目の1号は序盤で勝負を決める3ランとなった。

 「チームに大迷惑をかけてきたので、少し貢献できて良かった」。左胸のキャプテンマークが少し誇らしげだ。好調のチームだが、なぜか本拠地では1勝4敗。今江自身も18打数1安打と地元では打てなかった。この日も初回2死満塁で回ってきた第1打席では二ゴロ。この3ランが今季、本拠地での初打点だった。

 昨オフ西村監督から「チームにとっても今江自身にとっても力になるように」と、西岡のメジャー移籍後は空席だった主将に指名された。しかしPL学園以来となる大役は、あまり望んでいなかった。1年夏こそ4番で出場した甲子園も、自身が主将を務めた代には出ていない。「あのPLで出場しなかった学年」。そう言われ続けたことが重荷となり、自然と避けてきた。だが、元来はリーダータイプ。「状態が悪くても(チームに)声をかけてくれていた」と西村監督も満足の主将ぶりだ。

 主将に刺激され、19年目のベテラン福浦も続いた。初回1死満塁の場面こそ三振に終わったが、3回の満塁機で右犠飛。7回1死満塁では走者一掃の左中間二塁打。3度の満塁機で計4打点と貫禄を見せた。「三度目の正直で打ててよかった」。こちらも心強い復調ぶり。開幕から新人がチームを支えた。ドラフト1位左腕の藤岡は、すでに先発で2勝。4位の益田はチームトップの7試合に登板、2位の中後も6試合に登板している。だが、いつまでも1年生におんぶに抱っこでは格好がつかない。

 ソフトバンクが敗れ、チームは4月6日以来12日ぶりの首位に返り咲いた。今江は言った。

 「その位置(首位)にいけるというのがうれしい」

 若手とベテラン、そして投打がかみ合い始めた。前年は日本一からの最下位転落を味わった。屈辱をバネに01年の近鉄以来となる最下位からの優勝。そのミラクルをロッテは狙っている。

 ≪日本一になった05年以来の吉兆データ≫ロッテが3連勝。ソフトバンクが敗れたため6日以来の単独首位に立った。この日は先発のペンが7回1失点で今季初勝利。これで開幕からチーム8勝全て先発投手に白星がついた。ロッテでこうしたケースは日本一になった05年に10勝まで続けて以来7年ぶりになる。ここまでグライシンガー、藤岡が各2勝とチーム半数の勝利をマーク。新旧投手陣の歯車もかみ合っている。また、今季ロッテの先発投手が6イニング以上、自責点3以下に抑えたクオリティースタート(QS)は13試合中12試合。チームのQS率は92%に達し、パではオリックスの79%を上回り最も高い。

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