「何事でも一番でありたい」藤岡 高い適応能力 一流投手への歩み

[ 2012年4月16日 07:06 ]

<ソ・ロ>1失点でプロ初の完投勝利を飾ったロッテ・藤岡

パ・リーグ ロッテ5-1ソフトバンク

(4月15日 ヤフーD)
 ロッテ・藤岡が12球団の新人一番乗りで完投勝利を手にした。

 「(新人の中で)何事でも一番でありたい」と藤岡。ピッチングでは適応能力の高さも見せた。ブルペンとの傾斜の差が大きいヤフードームのマウンド。立ち上がりは足場を気にしてボールが先行したが、徐々に調整した。

 里崎が欠場したため田中との初コンビ。サインをじっと見つめ、配球の意図をつかんだ。加えて「ドーム球場は暑かったので」と、プロでは初めて半袖で投球。燃える男は大学時代にも1度しか経験がないという姿で、最後まで懸命に腕を振り続けた。

 「完投できたので、ある程度自信になりました」。黄金ルーキーは、着実に一流投手への道を歩んでいる。

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