デンマーク・日本のハーフ　トマセンが守備で魅せた

第５５回ＪＡＢＡ社会人野球岡山大会 ＪＦＥ東日本５－２ニチダイ

（4月14日 倉敷マスカットスタジアムほか）
　１７日は２球場で６試合を行った。ＪＦＥ西日本は同点の５回、４四死球に４安打を絡める１１人攻撃で６点を奪い、新日鉄広畑に快勝。東京スポニチ大会の覇者・ＪＦＥ東日本は、ニチダイに競り勝った。

　６番左翼で先発したＪＦＥ東日本のトマセンが守備で魅せた。２点を勝ち越した直後の７回。２死二塁からニチダイ・伊藤の左前打に果敢にチャージし、好返球で二塁走者の生還を阻止した。「タイミング的に刺せると思ったので、ストライクを投げることだけ意識した」。デンマーク人の父を持つハーフで、長距離砲として神戸弘陵時代から注目された。「次は、もっと打てるように」と、二塁打１本に終わったバットでの貢献を誓った。