イチ ロッカー隣席だったキャメロン始球式で捕手役

[ 2012年4月15日 06:00 ]

本拠地開幕戦の始球式で、キャメロン氏(左)の捕手役を務め、笑顔で話すマリナーズのイチロー

ア・リーグ マリナーズ0-4アスレチックス

(4月13日 シアトル)
 マリナーズのイチローが好守と「捕手」でファンを沸かせた。7回、右翼ポールに向かって切れていく打球を走りながら好捕。4回の2打席目には本拠地での今季初安打となる左前打を放ち、零敗にも気を吐いた。

 この日は本拠地開幕とあり、昨年引退したマイク・キャメロン氏が始球式に登場。イチローが捕手を務めた。普段なら試合前の準備を優先するが「キャメロンだったら何か行きたいなと思って行ったんですけどね」と買って出た。01年から3年間一緒にプレーしたキャメロン氏のロッカーは左隣。「僕と気が合う人間が左側にいる」という場所はイバネス、スウィニー、ケネディと変遷し、今季は川崎。特等席について愛弟子は「いやいや、それは知りません」ととぼけたが、イチローは「12年後(12年目)にはムネがいる。なかなかねー、感慨深いんじゃないですか」と笑顔だった。

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2012年4月15日のニュース