掛布氏が週刊朝日を告訴 「事情聴取」記事で名誉傷つけられた

[ 2012年4月13日 11:20 ]

 虚偽の記事で名誉を傷つけられ解説業務に支障が生じたとして、プロ野球阪神タイガースの元選手で野球解説者の掛布雅之さん(56)が13日、名誉毀損と偽計業務妨害の疑いで、「週刊朝日」の編集長と担当記者を大阪府警に告訴した。府警は受理した。

 告訴状によると、同誌は「4月20日増大号」(4月10日発売)で、掛布さんについて「映画製作や外車販売などで詐欺まがいの疑惑があり、大阪府警捜査2課から事情聴取を受けた」などとする記事を掲載した。

 告訴状は記事について「捜査の一環として事情聴取を受けた事実は一切ない」と指摘。いずれにも全く関与していないのに、捜査を受けているとの印象を読者に与え、プロ野球のラジオ中継の解説業務が一時見合わせになるなどの支障を来したとしている。

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2012年4月13日のニュース