“落合流”で貧打解消へ G打線が山なりボール打つ練習

[ 2012年4月10日 06:00 ]

山なりのゆるいボールで打撃練習する巨人・村田(後方は村田コーチ)

 ゆる~く、ゆる~く、貧打解消に着手だ。打撃不振で5位に沈む巨人が9日、東京ドームで休日返上のナイター練習を実施。野手全員が、打撃投手が投げた約50キロの山なりの緩いボールを打ち返した。現役時代に3冠王3度の前中日監督・落合博満氏(58)も取り入れていた異例の練習法。セ・リーグワーストの9試合連続ノーアーチが続く打線だが、「オレ流」の調整で打開を図る。

 思わずうなり声を上げたのはボウカーだ。「ウッ!」「アッ~!」と声を発しながら、苦労してボールをはじき返す。貧打解消へのゆる~い練習法は、山なりのボール打ち。休日返上の野手全員がそれぞれ5分前後、バッティングセンターより遅いボールを打ち込んだ。

 前日の阪神戦(甲子園)で32イニングぶりに得点を奪い、ようやく連敗を5でストップ。それでも貧打解消へ新たな、異例の練習法に取り組んだ。岡崎ヘッドコーチは「点が入らないので打ち急ぐ傾向があった。緩いボールを引きつけて打つ。バッティングは1、2、3の“にー”を長くしないといけない」と説明した。

 狙いは「脱力」。遅いボールは力を入れるだけでは飛ばない。タイミングとバランスのいいスイングを取り戻すための練習法は、3冠王3度の落合博満氏も現役時代に行っていた。独特な「オレ流」にあやかる。待ち望まれるチーム1号アーチについて岡崎コーチは「本塁打は確かに勢いがつくけど、出なくたって勝てばいい」と言いながら、「強がりに聞こえる?」。それでも緩い球を打った練習後の通常のフリー打撃では、各打者が柵越えを連発した。

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