ダル イチローの弱点攻める 内角の直球系で力勝負

[ 2012年4月10日 06:00 ]

さあメジャーデビュー!!最終調整するレンジャーズのダルビッシュ

 世界一の投手を目指した戦いが、いよいよ幕を開ける。レンジャーズのダルビッシュ有投手(25)は9日午後7時5分(日本時間10日午前9時5分)開始のマリナーズ戦でメジャーデビューを果たす。

 最大の注目はイチロー外野手(38)との公式戦初対決。コンビを組むのは、力勝負を好むマイク・ナポリ捕手(30)に決まった。イチローの弱点は内角の直球系。絶好調の3番打者を力でねじ伏せ、メジャー初勝利をつかむ。

 大雨が降った後のぬかるんだグラウンドでキャッチボールに、短いダッシュで調整を終えたダルビッシュ。普段は報道陣の待つ一塁側ベンチ前を通るが、この日は警官に先導され、右翼奥の通路からクラブハウスへと戻った。チームメートと談笑するなど練習前のリラックスした表情から一転の戦闘モード。ホワイトソックス戦終了後、クラブハウスが報道陣に開放された時には、既に球場を後にしていた。

 相手は開幕4試合を3勝1敗のマリナーズ。その中心は、言うまでもなく、打率・353と好調なイチローだ。ロン・ワシントン監督も今季から3番に座ったことに着目し「打撃練習を見ろ。イチローは誰よりも多く柵越えを連発している。それだけの能力をもともと備えている」と警戒すべき選手に名前を挙げた。

 ナポリはイチロー対策について「当日のリポートを見て配球を考える」と多くを語らなかったが、イチローは昨季のデータでも内角高めと内角低めの直球系を苦手とする傾向が出ている。力勝負がイチロー封じのキーワードといえる。

 先発投手に決める権利がある当日の「戦闘服」は、ダルビッシュの希望で青色の帽子に白地のユニホームに決まった。「世界No・1投手」の称号を目指し、レンジャーズ・ボールパークのマウンドに立つ。

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