能見2安打完封で今季初勝利「安藤さんに続きたいと思った」

[ 2012年4月6日 20:56 ]

巨人に勝利し喜ぶ阪神ナイン。右から2人目は完封で初勝利の能見

セ・リーグ 阪神3-0巨人

(4月6日 甲子園)
 今季初となった本拠地・甲子園での試合を、宿敵・巨人と戦った阪神は、先発・能見が相手打線を寄せ付けず、2安打完封で今季初勝利。3-0で快勝し、和田監督も聖地初采配を白星で飾った。

 お立ち台に立った能見は「いや、よかったです」と第一声。前日5日のヤクルト戦で安藤が595日ぶりの勝利。「心の底から震え立つものがありました。安藤さんに続きたいと思いました」と125球の熱投を見せた。

 昨季、巨人から4勝。早くもGキラーぶりを発揮したが「(巨人に対して)自信はないです。ファンの方々が球場の雰囲気を変えてくれるので、それに便乗しているだけです」と大観衆に感謝した。

 和田監督も今季初の伝統の一戦に「きょうはぜひいい試合を見せたかった。その通りのゲームができました」と満足げ。「きょうは能見のピッチングに尽きます」とエースを称え、7回、貴重な2点目を挙げた小宮山のスクイズには「そのためにキャンプから練習してきましたから」と、してやったりの様子だった。

 

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2012年4月6日のニュース