川崎 ・455で日本人初のオープン戦首位打者

[ 2012年4月6日 06:00 ]

ロッキーズ戦の試合中、イチロー(51)と笑顔で話すマリナーズ・川崎。この日の出場はなかったが、開幕メジャー入りを果たした

 マリナーズの川崎が日本人初の打率1位、日本人過去最高打率となる・455でオープン戦を終えた。4日に発表された開幕の出場登録選手25人の中に正式に選ばれ、「とてもうれしい。ありがとうございます。もうやるだけです。頑張ります」と声を弾ませた。

 エリク・ウェッジ監督も「競争力もあるし、このチームにはなくてならない存在。彼の活躍にはもう驚かないけれど、期待以上のものを見せてくれた」とあらためて評価した。現在は控えの内野手という位置付けだけに、出場機会を増やすためにも、今後は定位置奪取への挑戦が始まる。

 ▽日本人野手のオープン戦打率4割 規定打席に到達した選手では、今季のイチロー、川崎を含めて計5回。初めて達成したのは03年の新庄剛志(メッツ)で打率・410。イチローは04年(同・429)、05年(同・437)に次ぐ自身3度目の達成。川崎(同・455)は日本人野手初の1年目での達成で、さらに日本人オープン戦史上最高打率も更新した。

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2012年4月6日のニュース