松井無所属で10年目開幕 マイナー契約は選ばず

[ 2012年4月6日 06:00 ]

 大リーグは4日、米国内での開幕を迎えたが、アスレチックスからFAとなった松井は所属が決まらないまま米国で10年目となるシーズンを迎えた。

 「(開幕しても)特に変わることはない。やるべきことをやって待つだけ」。全30球団と交渉可能な状態を保つためにマイナー契約などは選択せず、FA選手として個人で練習を続けながら契約のオファーを待つ姿勢は変わらない。

 古巣ヤンキースの指名打者候補に挙がり、交渉が2月下旬まで長引くなど、キャンプまでに契約がまとまらなかった原因はある。ただ松井は交渉の経緯よりも、昨季の成績が現在の立場を招いたとし「(前半戦の打率)・209では駄目だということ。悪すぎた」と振り返る。それでも一人で続けるニューヨーク州内での練習では、連日300スイングを超える打撃練習をこなしており、打棒復活に手応えを感じている日々だ。

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2012年4月6日のニュース